ペアローン離婚の状況

  • 年齢:夫(50代)×妻(60代)
  • 家族:子供がいた(2人。共に成人して結婚済み。)
  • 住宅:一軒家
  • ローン残高:1000万円未満
  • 結論:妻側が住み続けた

夫名義だった一軒家を名義変更して妻が1人で住むことになった。妻は正社員の仕事ではなくパートを掛け持ちして働いており、今後少しずつ返済する予定である。恐らく半分以上は返済済みで、一人でも返済の目処が立つ金額である。二人の子どもは共に成人して結婚もしている為、別に暮らしており、金銭面の援助も不要である。夫は既に定年退職を迎え、現在は嘱託雇用で元の会社に勤務している。しかし体力的な理由で休みがちであり、支払い能力に不安がある為、ローンの返済は難しいという話になったようだ。妻との話し合いの結果、家を出ることになった。離婚後はアパートを借りて一人暮らしの予定である。各手続きは弁護士、司法書士などに依頼して進めている。

夫婦共同名義の住宅ローンを残して離婚する場合のアドバイス

住宅ローンがあることで、離婚をすることにためらいを感じてしまうと思いますが、一時苦労をしたとしてもその後の人生を大切にして欲しいと思います。弁護士さんや司法書士さんの力を借りて出来るだけ穏便にスムーズに夫婦のどちらが今後返済していくかなど、話し合いをしていくと良いと思います。離婚は必ずしもネガティブなことではありません。お互い可能な限り納得出来るように話をまとめ、前向きに生きていく為の準備だと思って臨んで下さい。