このページでは、離婚パターンA  「住宅ローンを一括返済して、不動産売却型」について、詳しくご説明します。
a01

どんな方法?

とにかくお金がある人しか選べないのがこの方法です。以前組んだペアローンをとにかく全額返済してしまうという乱暴なやり方ですが、一瞬でその大金を準備できてしまう経済力があるのであれば、まずはややこしいペアローンを解除してしまうほうが、なによりも話が早いのは確かです。誰もがとれる方法ではなく、恵まれた人だけの方法です。

 

起きがちな問題例

a02

ただ、夫婦のどちらかにその大金を準備できる経済力があっても、もう片方に自分の持ち分に値する借入金を払うことができる経済的な余裕がない場合、新たな離婚戦争の火種になりがちな方法でもあります。経済力があるほうが代わりに支払うといっても、離婚をするしないでもめている2人はお互いに信用できませんので、話がこじれてうまくいかないケースが多々あるようです。ペアローンのローン会社は満足しても、あなたと配偶者の2人の中でますます問題をややこしくする可能性があります。

 

検討のポイント

a03

ローンが残っている状態だと名義変更をするのも困難になる場合が多いのですが、ローン問題がなくなれば、あとは単純な資産分割の問題として、別の資産と同じように相談によって解決することが可能です。もし、夫か妻、もしくは子供がいる場合は子供も含めて、誰かが住み続けなくてはならない理由があるのであれば、その後名義変更をして住み続けることも可能です。(住宅ローンの問題がなければ、名義変更もハードルが下がります) 

 

ただ、離婚の際はなるべく新しい生活に、古い不動産や家具や生活用品などの縁起の悪い古いものを持ち込まないというのが新しいシアワセを呼び込むためのセオリーです。特にこだわりがないようであれば、売却してしまうのがいちばんいいと思いますよ。

 

不動産を売却・現金化するなら、できるだけ高く売りたいですよね。
ここでよく間違ってしまいがちなのは、売却が専門ではない不動産会社にちょっと聞いて決めてしまうこと。

売却専門の会社じゃないと相場はわかりませんし、また、複数の不動産会社に査定してもらわないと損をしてしまう可能性があります。
無料で複数の売却専門不動産に一括査定を依頼できるサービスもありますので、ぜひ利用してみてください。