ペアローン離婚の状況

  • 年齢:夫(20代)×妻(20代)
  • 家族:子供がいた(小学生と幼児)
  • 住宅:一軒家
  • ローン残高:2000万~3000万円
  • 結論:夫側が住み続けた

私の知人である、奥さんは子供を連れて、実家の方へ帰りました。やはり、シングルマザーになり収入も激減する中で、さらにアパートを借りる事は難しかったようです。奥さんのご両親もご健在なので、実家の方で生活を助けてもらっていると話を聞きました。ご主人の方は、奥さんが出ていってからも住み続けていました。知人からの話によると、ご主人は建てた家から会社がとても近い場所にあり、通勤に便利との理由で、売却することなく、そのまま住み続ける事にしたそうです。売却したり、賃貸にするという考えは全くなかったそうです。また、自分の名前の財産だから手放したくないという意識があったとお聞きしました。連帯保証人に関しては、信用保証会社の保証なので、奥さんは問題がなかったそうです。

夫婦共同名義の住宅ローンを残して離婚する場合のアドバイス

住宅ローンがある状態での離婚での、一番スマートな対策としては、名義人である夫がそのまま住み続ける事です。知人はそのおかげで債務に悩まされる事もなかったです。また、公正証書契約をすると、万が一の場合の備えになります。その他には、奥さんが連帯保証人になっている場合は夫がローン支払いを滞納した時点で、奥さんに責任がいくので注意が必要です。離婚しても、ローン支払い日には夫と連絡をとることが必要になると思います。