ペアローン離婚の状況

  • 年齢:夫(30代)×妻(30代)
  • 家族:子供はいなかった
  • 住宅:一軒家
  • ローン残高:1000万~2000万円
  • 結論:夫側が住み続けた

夫は売却して実家に帰りたかったようだが、売却してもローン返済額をはるかに下回ることを知り賃貸にしたらしい。私(妻)が連帯保証人になっていたのですが、自分の将来のことを考えて『連帯保証人から外して欲しい』旨伝えたところ大変驚かれたが、夫がローンの返済を滞ったり私が再婚したりした時に迷惑を被ることを伝えたところ渋々他行にローンを組み替えたらしくようやく連帯保証人から外してもらえた。離婚後しばらく住み続けたらしいが半年?1年くらい経ってようやく賃貸にしたらしい。こだわりの家、というわけでもなかったが、当時私がパートでなければ自分名義にして私自身が住みたい、という思いもあった。ですが、そうするには離婚してから夫から妻に売却にしなければならず、煩雑な手続きであり離婚後も連絡を取らなくてはいけないので諦めました。

夫婦共同名義の住宅ローンを残して離婚する場合のアドバイス

夫婦共同名義はお互い同程度の収入があるような仕事をしている場合は離婚に際して、どちらかの名義にするか話し合って決められるので良いとは思うが、どちらかの『家』に対する執着が強かったり家を購入後に妻が一定収入を得られなかった場合は大変揉めると思う。
家を建てた・購入した時点で思い入れやこだわりはあるとは思うが、離婚を円満に解決したい場合または離婚後にしこりを残したくない場合はなるべく譲歩出来る部分は譲歩しつつ、名義はどちらか一方の名義に必ず書き換えたほうが良いと思う。